アカモク

アカモク(ぎばさ)の効果効能がすごい!花粉症にも効く成分とは?

アカモク(ぎばさ)の効果効能がすごい!花粉症にも効く成分とは?

先日、三浦海岸に旅行に行ったとき、ちょうど旬だったのでメカブやワカメなど生の海藻がたくさん販売されていました。中でも一押しされていたのはアカモク(ぎばさ)でした。

珍しさもあってアカモクを買ってみたんですが、これがおいしいんです。ですがプッシュされていた理由は味だけではなく、健康効果がすごいからなんです!テレビやネットでも注目されています。

美味しく食べて健康にいいというのはうれしいですよね!アカモクにはどんな健康効果があるのか、他の海藻とはどう違うのか見ていきましょう。

アカモクとは?

海藻の一種で、見た目はメカブやもずくに似ています。品種としては褐藻(かっそう)類ヒバマタ目ホンダワラ科に属していて、ヒジキに近いそうです。

最近注目され始めましたが、何も新しいものという訳ではありません。秋田県を中心に、日本海側の東北地方では昔から「ギバサ」という名前で食べられていました。

なぜアカモクという名前になったのかというと神奈川県で「赤藻屑」と呼んでいたことから由来しています。赤い藻の屑・・・。生命力が強すぎて大きな群落をつくり、漁船や網に絡まってしまうことから邪魔者扱いされていたんです。海の雑草のようなイメージでしょうか。

古代から食べられていた習慣があるようですが、下処理が面倒、味が淡白などの理由から海苔やワカメなど他の海藻が常用されることが多くなっていきました。日本の中では常食している地域と、全くなじみのない地域に分かれます。

ちなみにアジア地方でも昔から食べられていました。中国では漢方の原料にもなっているんですよ。栄養価が高い証拠ですよね!

そして最近の健康ブームも重なって、おいしさや栄養の高さが日本でも再注目されています!今まで食べたことがなかった人もぜひ食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめると、アカモクは

  • 褐藻類の海藻
  • 良く食べる地域と食べない地域に分かれる
  • 栄養価の高さと美味しさで今注目が集まっている

というわけなんです。では、どんな栄養素が含まれているのかを見ていきましょう。

どんな成分が含まれているの?

アカモク(ぎばさ)に含まれている成分

可食部100gあたりのアカモクに含まれる栄養素を見てみましょう。

栄養素 含有量
カロリー 19kcal
タンパク質 1.7g
脂質 0.4g
食物繊維 5.5g
カリウム 1165mg
カルシウム 1047mg
マグネシウム 91mg
1.6mg
亜鉛 0.7mg

参照元:イースマート

海藻は海の中で育つため、海のミネラルをたっぷり含んでいるんです。他にはポリフェノールなども含まれるといわれています。

海藻類は食物繊維が多いですが、他の海藻類とも比べてみましょう。

100gあたりの食物繊維量
焼海苔 36g
塩昆布 13.1g
アカモク 5.5g
めかぶ 3~4g
もずく 1.4g

参照元:イースマート(アカモク
栄養andカロリー計算(その他の海藻)

海苔や昆布などと比べると含有量は低いですが、同じような食べ方をするメカブやモズクと比べると食物繊維量が多いですね。モズクと比べると3~4倍の食物繊維量です。

アカモクにはフコイダンという水溶性の食物繊維が多く含まれています。(フコダインとかかれていることもありますが、正しくはフコイダンです)

フコイダンの健康効果

アカモクに含まれる成分の中でも注目されているフコイダンには一体どんな健康効果があるのでしょうか?

フコイダンとは?

海藻はねばねばした成分で自分の身をバクテリアなどから守っています。。めかぶやもずくにもあるねばねばした成分がフコイダンです。特に浅瀬にはバクテリアが多いため、浅瀬に生息する海藻の方がフコイダンの含有量が多いそうです。アカモクは浅瀬に生息しているので、フコダインが豊富なんですよ!

フコイダンはアカモク以外の海藻にも含まれている成分ですので昔から食べられていましたが、その健康パワーで最近注目を集めています。

ちなみに、もずくも浅瀬に生息していますが、ミネラルはアカモクに比べると少ないです。アカモクは、フコイダンもミネラルも他の海藻に比べて豊富です。

胃を守る健胃効果

胃潰瘍や胃がんの原因にもなってしまうといわれているピロリ菌。最近の研究ではフコイダンがピロリ菌を除去する効果があるということが分かってきました。

フコイダンにはピロリ菌の餌となる硫酸基が含まれています。胃の中にフコイダンがあるとピロリ菌を吸い付けそのまま腸へ押し流してくれるというのです。薬を飲まなくてもピロリ菌が除去できるというのは頼もしいですよね!

ダイエット効果にも期待!

まだ動物実験段階ではあるのですが、フコイダンは血中のコレステロールや中性脂肪を低下させるという研究結果があります。余計な脂肪を吸着し、体外へ排出してくれます。体に脂肪がつくのを抑えてくれるのでダイエット効果も。

また、フコイダンには胆汁酸を体外に排出する効果もあります。胆汁酸が不足すると体内のコレステロールから胆汁酸を作るようになるのでコレステロールは下がります。コレステロールには2つの面で効果が期待できますね!

もちろん、便秘解消にも

食物繊維ですのでもちろん便秘解消効果も期待できます。便秘解消には水溶性と不溶性の食物繊維を1:2のバランスで摂取するのがいいといわれています。ですが、ごぼうやイモ類などいわゆる繊維質のものは不溶性食物繊維が多く、水溶性食物繊維が不足している人が多いです。

アカモクには水溶性食物繊維が豊富に含まれているので食物繊維のバランスを整えて便秘解消効果も期待できます。

便秘は血行不良や肌荒れの原因にもなりますので解消させることは健康にも美容にも大切なんですよ。

食物繊維の摂取量に関して詳しくはこちら:
食物繊維はどの位の量摂取するべき?水溶性と不溶性のバランスも重要!

参照元:ヤクルト薬品工業株式会社
カラダネ
ヘルスケア大学

花粉症に効果あり!?

アカモクは花粉症にも効果あり?

NHKの情報番組「あさイチ」でもアカモクが花粉症にいいと紹介されていました。花粉症はなかなか治るものではないので、少しでも緩和できるのなら試してみたいですよね。

アカモクで花粉症が改善する理由もフコイダンにあります!

食物繊維といえば便秘解消やダイエットというイメージで、花粉症とは関係のないような感じがしますよね。どういう仕組みなのかというと下記の通りです。

  1. 水溶性食物繊維が腸内環境を改善し、善玉菌が増える
  2. 善玉菌が増えることで免疫細胞も活性化する(花粉症などアレルギーの原因になる免疫細胞は、腸内に最も多く存在している)
  3. アレルギーの大元となる免疫細胞をコントロールしてくれるので花粉症の症状が緩和される

その他、鼻水やくしゃみなどのアレルギー反応に関わる「IgE」という抗体の過剰な生成を抑える効果もあるといわれています。(参照

つまり

  • 免疫を正常化してアレルギーを緩和
  • アレルギー反応の原因である「IgE」の過剰生成を抑える

という2つの効果が花粉症にいいんですね!

めかぶを使った実験ですが、理研ビタミンの研究では実際に花粉症の症状のある男女にフコイダンを摂取してもらった結果、花粉症の症状が緩和したというデータもあります。めかぶよりもフコイダンの含有量の多いアカモクならさらなる効果も期待できそうですよね!

参照元:NPOフコイダン研究所
ヘルスケア大学

1日どのくらい食べればいい?

あさイチでは乾燥アカモクを0.3g食べると花粉症に効果があるのではないかと紹介されていましたよ。0.3gというと小さじ1杯程度です。ちょっと味噌汁に入れるだけで満たしてしまうので毎日続けやすいですよね!乾燥アカモクは熱湯を注いで粘り気が出るまで混ぜるだけで簡単に使えて便利です。

乾燥アカモクの戻し方やレシピはこちらの記事で詳しくご紹介しています:
アカモクはスーパー海藻!食べ方やレシピを知って食卓に取り入れよう!

乾燥アカモクはネットで手に入れることができますよ。他にもおすすめのアカモクはこちらの記事でご紹介しています:
アカモクはスーパーや通販でも買える?販売店をご紹介!

まとめ

アカモクは昔から日本にありますが、地域によってよく食べるところと食べないところに分かれています。その理由は味が淡白、下処理が面倒、漁の邪魔になってしまうというものでした。ですが最近、健康パワーと美味しさで注目が集まっています。

特に注目の栄養素は水溶性食物繊維のフコイダン。便秘解消効果だけでなく、免疫力の向上で花粉症の緩和や、健胃効果、ダイエット効果も期待できます。花粉症の改善には1日0.3gの乾燥アカモクでも効果があるというので手軽に試せそうですよね!

今までアカモクを調理したことがないという人はこちらの記事でレシピをご紹介しているので参考にしてみてください:
アカモクはスーパー海藻!食べ方やレシピを知って食卓に取り入れよう!

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