
キヌアを加熱する最もポピュラーな手段は茹でることです。様々な料理のレシピを見てみても、まずは茹でていることが多いです。しかし、それほど手間がかからないとはいえ、3食分のキヌアを用意するのに一回一回茹でていては大変でしょう。
そこで炊飯器を使って炊くという方法をご提案します!今回は炊飯器でのキヌアの炊き方と、お役立ち情報もまとめています。炊飯器でキヌアを炊いて効率よくキヌアを食べていきましょう!
炊く前の準備
なんの準備もなく、いきなり炊飯器にキヌアと水を入れてスイッチを入れても美味しく炊けません。準備といっても面倒くさいことではないのでキチンとやっておきましょう。
キヌアを炊飯器で炊く際に最も注意すべきことは、しっかり洗うことです。キヌアの表面はサポニンという苦味を持った成分で覆われています。炊きあがったキヌアが苦いなんて悲しい結末を迎えないように洗いましょう。
やり方としては、
- 目の細かいザルや大きな茶こしにキヌアを入れ、お米を研ぐ要領で洗います。
- 1を水を入れ替えながら3回から4回ほど繰り返せば大丈夫です。
サポニンは水溶性ですから、綺麗な水を使ってかき回すように洗うことが苦味を取り除くコツです。
炊飯器で炊いてみよう
次は炊きあげる作業です。と言っても特に慎重になるべきところはありません。
炊飯器に洗ったキヌアと、キヌアの1.1倍の量の水を入れてスイッチを入れるだけです。大さじ1杯ほどの料理酒を入れると、キヌアの少し癖のある風味を和らげることができます。
お米を炊くような感覚でできるのでとても簡単ですね。スイッチを入れれば後は炊飯器にお任せできるので、その間に料理を作る時間を稼げることでしょう。
炊いたキヌアの保存方法
どうせ炊飯器で炊くなら、一度にたくさん炊いておきたいという方もいらっしゃるでしょう。
炊いたキヌアはあまり日持ちしませんが、冷蔵庫でも2~3日は鮮度を保てますし、冷凍の場合なら2~3週間は大丈夫です。タッパーなどの密閉容器に入れて保存しましょう。冷蔵庫・冷凍庫に入れる際はしっかりと冷ましておいてくださいね。
炊いたキヌアの使い方
すでに加熱調理されているわけですから、すぐに料理に使えます。サラダやスープの具として入れるだけでも良いですし、卵と油で炒めてチャーハン風の料理を作っても面白いでしょう。
その使い方は無限大です、美味しいアイデアレシピを考えてみてください!
まとめ
いかがでしたか?しっかりと洗うことが主な注意点で、基本はお米と同じように炊くことができます。炊いてしまえば後はこちらのもの。様々な食べ方でキヌアを楽しんでみましょう!
冷蔵庫でも2~3日、冷凍庫なら2~3週間は日持ちするので、一度にたくさん炊いて保存しておくというのも毎日の摂取のためには有効な手段です。ですが、ちゃんと食べきれる量を把握して炊きすぎないように気を付けてくださいね!